求人応募が集まる方法を探す前にやるべき募集内容を改善するポイント

求人・採用

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あなたが中小企業の経営者なら、求人募集をしても応募があつまらないと、どうしたら応募がくるかと知り合いの経営者に相談したり、インターネットでうまくいっている方法を検索しますよね?

しかし、これは注意しないと余計に泥沼にはまってしまう可能性がたかいです。

知り合いに相談するにしても、他の方法を探すにしても、その前に必ずやっておくべきことがあります。それは、実際に求人募集をして応募がこなかった募集内容を見直して改善することです。

この記事でお伝えする求人でも集客でも共通する、基本となる考え方を理解し、一度改善してみてください。相談したり検索するのは、それからでも遅くありません。それに、相談するときに参考にしてはいけないアドバイスに流されることもなくなりますので。

求人が集まる広告には3つのMの一致が必要

3つのMとは、Market、Media、Messageになります。これはアメリカのダイレクトレスポンスマーケティング業界で有名なダン・ケネディが言っていることです。

求人では、Marketは「あなたの会社が欲しい人材」、Mediaは「求人募集をする媒体」、Messageは「求職者に伝えるメッセージ」を意味します。

あなたの会社が欲しい人材を明確にし、あなた欲しい人材が求人情報を探すときに使う媒体で、あなたが欲しい人材の心に響くメッセージを伝える必要があるということです。

Market:求人が集まる会社は欲しい人材を明確にしている

あなたの会社が欲しい人材を明確にしない限り、残りの2つの要素(MediaとMessage)は決まりません。

しかし、これだけ人手不足が深刻になると、目先の人手不足を解消することに集中してしまいがちです。そうなると、誰でもいいから早く応募を獲得して採用したい!と考えてしまいますよね。その結果、欲しい人材を明確にすることなく、誰でもいいから応募して!という内容の求人広告が非常に多くなっています。

そういう求人広告をみて応募する人は、今の会社がただ嫌になって辞めたい、他の会社に転職したい、そういう人になってしまいます。もし、そういう人を採用したらどうなるか想像してみてください。

あなたの会社でも、ちょっと嫌なことがあったら、ちょっと思ったことと違うことがあったら、すぐに辞めてしまいそうですよね。会社としてはせっかく採用した人が、すぐに離職してしまうのは一番避けたいはずです。早期離職を防ぐ、あなたの会社に定着し、長く働いてくれる人から応募を集める一番の方法が、あなたの会社が欲しい人材を明確にすることなのです。

あなたの会社が欲しい人材を考えるために、次の質問に答えてみてください。

仕事に対してどんな考えをもっている人ですか?
あなたの会社の理念や価値観にあう人材はどんな人材ですか?
あなたの会社のお客様に喜んでもらえるのは、どんな人材ですか?

求人市場が厳しくなり、インターネット上には求人ノウハウの情報が溢れ、求人に関するセミナーがたくさん開催されるようになっています。しかし、それらの多くは小手先のノウハウを使った求人の方法ばかりになっています。求人の王道は、欲しい人材を明確にすることです。それ以外に方法はありません。

次に読み進める前に、あなたの会社が欲しい人材を書きだしてみましょう。可視化、明文化することが大切です。意味ある改善をするためにも、ここをショートカットせずに進んでください。

Media:欲しい人材から求人が集まる会社は媒体を選んでいる

欲しい人材が決まったら、次にその人材が求人情報を探すときに、実際にどんな媒体をつかって探すのかを調べます。

いくら魅力的な素晴らしい会社でも、求人応募をしていることが知られていない、求人募集の情報を見てもらえないと応募が集まることはありません。そのため、求人広告を出したり、折込チラシを出したり、ハローワークに求人登録したりするわけです。

欲しい人材が明確になっていると、数ある求人方法・求人媒体から、より応募がくる確率が高い求人媒体を選ぶことができます。

近年は紙の求人情報誌よりも、インターネットの求人サイトをつかって求人情報を探す求職者が増えています。実際に求人広告の数からそれは証明されています。

しかし、だからといってあなたの会社が欲しい人材がインターネットの求人サイトで求人を探すとは言えません。フリーペーパーの求人情報誌で探す人かもしれません。ハローワークに直接いってハローワーク職員に希望をいって求人票をもらっているかもしれません。業界専門誌をよく読んでいてそこに載っている求人広告しか反応しないかもしれません。

ここでまた一度ストップしてください。欲しい人材が求人を探すときに利用する媒体を書きだしましょう。現時点では、想定で大丈夫です。

Message:欲しい人材の心に響く言葉・メッセージを伝える

あなたの会社が欲しい人材に、求人募集の情報を見てもらえたとして、「この会社に入りたい!」「この会社はなんだか他と違って自分に合ってそうだ」「もっとこの会社のことを知りたい!」といった前向きな感情をもってもらわないと求人応募が集まることはありません。

そのような感情を抱いてもらうには、欲しい人材があなたの業界・仕事・会社に対してどんな悩みや不安があるか、キャリアに対してどんな未来を描いているか、洗い出す必要があります。ビジネスはお客さんの問題解決という表現をしますよね。求職者が働く会社を選ぶうえで、あなたの会社が欲しい人材にとって現在や将来に対する問題解決ができる会社であると分かってもらわないといけません。

どんな問題を抱えているか分からなければ、あなたの会社ならその問題を解決できます!なんてことは言えません。あなたの会社に魅力を感じてもらうことはできません。

「あ!これ私のことだ」と思ってもらえないと、たくさんある求人情報の中に埋もれてしまいます。「未経験者大歓迎!」とか「アットホームで仲の良い職場です!」みたいなキャッチコピーと給与などの条件だけの求人情報では、なにひとつ求職者の心に刺さる言葉はありません。

欲しい人材にとって、自社の強みや魅力はなにか?それによって、手に入れたい未来が手に入る、現状の悩みや不安が解決できることを、分かりやすく伝えましょう。例えば、ストーリー性のある先輩の声をつかうとか。

メッセージという書き方をするとキャッチコピーだけを想像する人がいますが違います。求人情報の文章、その中でつかう言葉すべてを指しています。適当に書いたり、誰にでも通用する一般的な言葉を書くのではなく、全単語に神経を使いましょう。

「うちの会社はこれで求人応募が集まるよ」に流されない

ここまで読んで、安易に他社の真似をしても仕方がないことは分かりましたよね?

例えば、「有料の求人広告をつかわないでも、ハローワークで求人応募が集まる。求人応募が集まるハローワークの求人票の書き方のセミナーがあるから受ければいい」と言われても、あなたにとっては不要な可能性があります。

「求人広告をだす媒体をかえても、広告の場所が変わるだけだから意味がない」と言われても、あなたにとってはめちゃくちゃ意味がある可能性があります。

あくまで3Mを整理した結果、どの媒体にどういうメッセージで求人募集をかけるか決まるからです。

注意して欲しいのは、あなたの会社でも、募集する職種が違えば3Mが変わりうるということです。例えば、介護業界での例えになりますが、こちらの記事を読んでいただくと具体的なイメージが湧くでしょう。

理学療法士と介護職員では求人応募獲得に必要なコンテンツが変わる!

まとめ

求人募集をかけて応募がこないからといって、安易に知り合いの経営者に相談したり、ネットで方法を検索するのはやめましょう。大切なのは3Mをきちんと整理すること。
「欲しい人材を明確にし、その人材が求人を探すときにつかう媒体をつかって、その人材の感情をゆり動かすメッセージを細部まで作り込むこと」
これが王道であり、本質です。
ここを整理して自分の中に軸をもてれば、相談したり検索したときに必要な情報だけ参考にできるようになります。

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