クリニックのホームページを制作する目的と集患に繋げるステップとは?

Web活用

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厚生労働省が実施した平成26年医療施設調査によれば、全国の一般診療所の数は約10万、歯科診療所の数は約6.9万となっています。一般診療所のうち、診療科別では内科が歯科診療所に近い約6.4万あり、突出しています。

その他の診療科は内科や歯科と比べると少ないですが、患者さんの数から考えたときに、必ずしも少ないとは言えません。そのため、クリニック経営において新規の患者さんにいかに来院してもらうかは、大きな経営課題の1つといっても過言ではないでしょう。

クリニックのホームページを制作する目的

数が多い内科や歯科はもとより、耳鼻科や眼科、胃腸科、皮膚科、外科などの他の診療科でも、都心近郊であれば徒歩圏内に複数のクリニックがあるエリアが多いでしょう。

駅前や大規模マンション近くの好立地にあるクリニックであれば、ホームページがなくても多くの患者さんが来院されている可能性が高いですが、他のクリニックと患者さんのとり合いになって、思うように新規の患者さんが増えていないことはありませんか?また、少し駅から離れたり、住宅街近くにあるクリニックでは、思ったように患者さんに来院いただけていないということはないでしょうか?

新規の患者さん獲得を目的としたホームページ制作の必要性

従前であれば、ホームページがなかったり、ホームページがあってもSEO対策を意識していないものでも、なんとなく集患に役立っていました。そういう時代でした。

しかし今は、クリニックでも新規の患者さんを獲得することを目的として強く意識をしたうえで、ホームページを制作することが大切になってきています。

背景にあるのはスマートフォンの普及とライフスタイルの変化

クリニックをスマホで検索

スマートフォンが爆発的に普及し、日常的にインターネットで検索するようになりました。その結果、クリニックも比較されるようになりました。これは、先生が認識している以上に、人の行動に大きな変化を与えています。

駅前の好立地にあるから、そこのクリニックに行く、と単純に行動を決定してくれなくなっています。クリニックの中がどんな感じで、どんな専門分野をもった先生が診察されているのか、そういうことを知ったうえでどのクリニックにいくのか決める人が増えています。

また、ライフスタイルの変化も見逃せません。時間の流れが明らかに早くなっています。そのため、クリニックにいって長時間待つ、ということが許容されにくくなっています。多くのクリニックが予約システムを導入したり、待ち人数や目安の待ち時間が分かるシステムを導入しています。

仮に電話で予約ができても、ホームページがあってそこからあと何人待ちとか、あと何分待ちといった情報が分かるクリニックの方が、患者さんから選ばれる時代になっています。

クリニックのホームページ制作で大切なSEO対策

では、新規の患者さんを集患するホームページを制作するには、何を意識すれば良いかをお伝えしていきます。

「地名+診療科名」でクリニックのホームページを上位に表

これは基本中の基本ですね。例えば、「表参道 内科」とか「三軒茶屋 皮膚科」といった感じで、患者さんは検索をしますので。

検索結果を見れば分かりますが、最近は該当地域のクリニック一覧を掲載しているクリニック紹介サイトが多数存在し、それらのサイトに載っているクリニックの情報が検索結果の上位に結構ランクインしているのです。

どんなものがあるかというと、ドクターズ・ファイル、スクーエル、Qlife、病院ナビ、EPARK、ここからだ・・・などたくさんあります。

クリニックのホームページだけなら、近隣の同じ診療科のクリニックがいくつかあっても検索結果の上位に表示するのは容易ですが、これらのクリニック紹介サイトを含めたときに、狙った「地名+診療科名」で上位表示できるよう、SEO対策が必要になります。

グーグルマイビジネスに登録して制作したホームページにリンク

グーグルマイビジネス検索画面

グーグルマイビジネスにクリニックの情報を登録しましょう。登録をすると、住所、電話番号、営業(診療)時間、制作したホームページのリンク、写真、クチコミなどの情報が登録されます。

このグーグルマイビジネスの情報をしっかり登録することで、地図にピンが表示され、その下にクリニックの情報が表示されるようになります。

これは、検索結果一覧の上に表示されるので効果は非常に大きいです。

近隣に同じ診療科のクリニックが多い場合は、地図に表示するのが困難なケースがありますが、仮に地図に表示されなくても効果がありますので、必ずグーグルマイビジネスは登録するようにしてください。

クリニック紹介サイトに登録して制作したホームページをリンク

さきほど記載した、ドクターズ・ファイル、スクーエル、Qlife、病院ナビ、EPARK、ここからだ・・・といったクリニックを紹介しているサイトに、クリニックの情報を登録しましょう。

登録が有料なサイトは登録の必要はありません。無料で登録できるサイトだけで大丈夫です。でも、無料の紹介サイトをすべて探して登録してはいけません。登録して価値のあるサイトに登録してください。やみくもに登録すると、せっかく制作したホームページの検索順位が下がる可能性がありますので。

クリニックの集患を一歩深めるホームページ制作&SEO対策

上記のSEO対策を施せば、基本的には狙った「地名+診療科名」で検索順位の上位で表示することが可能になります。しかし、ここではさらに、集患のためにもう1歩踏み込んだホームページ制作の方法とSEO対策を考えます。

診療圏を拡げて来院数増加

基本的に、大学病院などの大病院ではなく、地域にあるクリニックの場合、その診療圏はかなり狭くなります。

ホームページを制作しても、もともと限られた診療圏の人に見てもらうだけだと、当然ですがアクセス数は頭打ちになります。

例えば、世田谷区の用賀駅前で耳鼻科をやっているとします。「用賀 耳鼻科」だけだと、用賀駅周辺が診療圏になります。そこで、2つの視点で診療圏を拡張します。

1つは「世田谷区 耳鼻科」で検索されたときにも上位表示できるようにすること。
もう1つは、専門分野を明確したコンテンツを作って、少し遠くても自分のこの症状なら、最寄りの耳鼻科に行くのではなくて、この病院に行って診てもらった方が良さそう、と思ってもらうこと。

そのためには、専門を明確にし、その専門を表す単語で検索されるようにします。例えば、長年にわたって悩まされている花粉症があったとします。「世田谷区 花粉症 耳鼻科」で検索されたときに上位に表示され、花粉症を専門に舌下免疫療法に取り組んでいることが分かるようにします。

ホームページを通じた情報発信でファンづくり

クリニックといえども、患者さんから選ばれるように努力が必要な時代です。

治療だけでなく、自分のクリニックに通ってくれる患者さんに対する情報発信をすることが、クリニックのファン作りにも繋がります。インフルエンザや花粉症など、その年の情報を発信する。流行している病気と予防方法を発信する。色々とできることがあるはずです。

患者さんが病気にならない、病気になったときに役立つ情報をホームページで発信していくと、何かあればこのクリニック、と思ってもらえるようになります。

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