ホームページのアクセス数アップはお金で買えるけどコレは無理

Web活用

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ホームページを作っても問合わせがまったく来ない。
よく聞く話です。

このような状況になると、まず多くの人が考えるのが「アクセス数が少ないのでは?」ということ。グーグルやヤフーで、「ホームページ アクセス数アップ 方法」みたいに検索する。
すると、検索結果はたくさん表示されますよね。ブログを使ってアクセス数を増やす方法だったり、SNSを使ってアクセス数をアップする方法だったり、メールマガジンを使ってアクセスを増やす方法だったり。SEO会社がSEO対策します、っていうものだったり。たくさんの方法が出てきます。

こうなると、どの方法が良いのか分からず、ますます混乱します。
とりあえずお金をかけない方法かで試そうと、ブログを書いたり、まめにSNSに投稿してみたり。
よほどやり方を間違えなければ、これでも多少のアクセス数は増えます。が、極論で言うと・・・

ホームページへのアクセスはお金で買える

さきほどのように、時間をかけてアクセスを集める方法もあります。しかし、お金をかけることで時間をかけずにアクセスを集めることができます。

それは、広告です。インターネットであれば、リスティング広告です。例えば、グーグルで検索すると検索結果ページの上部に緑で囲った広告と表示される部分がありますよね。これがリスティング広告です。

リスティング広告の細かい仕組みはここでは触れません。が、簡単にいうと、「あるキーワードで検索したときに自社の広告を表示するために、毎回入札して、入札単価が高いものが上から順番に表示される」というものです。つまりお金にいとめをつけずに広告投資すれば、自社の広告が一番上に表示されます。広告だと分かっていても、一番上に表示されていれば、かなりの確率でクリックされます。

ですから、アクセス数自体は、極論で言えばいくらでもお金で買うことができるのです。資金的に余裕がある大企業がバンバンとリスティング広告をかければ、それだけで相当数のアクセスを集めることができます。

でも、中小企業や個人事業主にとって、広告費を湯水のごとく投資してアクセスを集めることは現実的ではありません。しかも、ホームページを作る目的は「アクセス数を集めること」ではありませんよね。集めたアクセスの中から、問合わせをしてもらったり、商品サービスを購入してもらうことですよね。

CV(コンバージョン)はお金では買えない

いくらアクセスを増やしても、そのアクセスから問合わせや購入をするという行為をしてもらう(=CV(コンバージョン))ことは、お金では解決できません。

どれだけお金をかけてホームページを訪問してもらっても、ホームページ自体が問合わせを獲得したり、求人応募を獲得したり、商品サービスを購入したりしたくなるものでなければ、その集めたアクセスは何の意味もなさないのです。「そんなの当たり前でしょ?」と思いましたか?

でも、ホームページをリニューアルしたいという方の半数近くの人が、根底ではこのことを理解できていません。「とにかく検索結果を上位に表示したい」「SEO対策に強い会社がいい」・・・という方は、正直、危険です。いくらお金をかけてホームページを作って、SEO対策にもお金をかけて検索結果が上位に表示されても、コンバージョンしない(問合わせ、求人応募、購入などがない)のなら、意味がないのです。

こうした方は、ホームページを見てもらえさえすれば、それがイコール自社の売上アップや求人獲得に繋がるという思い込みを、あなたの頭の中から一旦削除することから始めてください。

CVR(コンバージョン率、転換率)を高めるための改善が重要

ホームページは公開した後が、本当の始まりと多くの制作会社が言っていますよね?あなたも一度は聞いたことがあると思います。

では、実際に公開した後に何をするのか知っていますか?多くの方は「なんかグーグルのツールみたいなので、アクセス数とか色々調べられるみたいなので、その数値を見て改善していくって制作会社から聞いています」みたいな回答をされます。あっているような、あっていないような・・・

要は、あなたがホームページを通じて達成したい目的をより高い確率で達成できるように、その確度を高めるために改善をしていくわけですよね。最終的なゴールはそこ。制作会社の数字いじりにお金を使うわけではないですよね?

では、アクセス数を単純に多くの人に見てもらうという観点ではなく、目的を達成するための改善に必要な要素と見た時にどのように考えられるか?

ホームページのアクセスは流入経路によって変わる

例えば、一生懸命SNSに毎日何かしらアップして、そこに自社ホームページのリンクを貼ったり。ブログを毎日書いて、それをSNSでも連携して投稿することでホームページを見てもらうとします。

このとき、あなたのホームページを見る人はどんな人でしょうか?

友達がいいね!したりシェアしてくれることで、友達の友達といった、友達の先にいるもしかしたら本当の見込客が見てくれることもあるでしょう。しかし、あなたの友達が友達だからという理由で見てくれているだけということもあるでしょう。後者は見込客でもなんでもありません。

自分の商品サービスのターゲットが例えばFacebookの利用層と異なるのに、一生懸命Facebookで露出しても仕方がないのです。でも、アクセスを集めることだけが目的になると、周りが見えなくなり、1日の投稿数を増やせばアクセスが増えて問合わせに繋がるはず!と考えてしまうのです。

コンバージョンする、転換率が高いホームページにするための改善を行うためには、確かにある程度のアクセスが必要です。統計分析をするのに母数が少なかったら、意味のある統計値が出ませんよね。なので、母数を増やす必要は間違いなくあります。でも、今の例のように見込客ではないアクセスをいくら増やしても、母集団のバラツキが大きいため意味ある改善が困難なのです。

自社の商品サービスに興味をもってくれてメルマガを読んでくれている人。メルマガを通じてリンクをクリックしてホームページを読んでくれた人とさっきのFacebook経由で閲覧した人は同じ質でしょうか?リスティング広告で、まさに必要なものを探していて広告をクリックしてくれた人と同じ質でしょうか?流入経路によってアクセスの質が変わるのです。これは転換率にも影響するのです。

どんなアクセスを集めているか理解した上で改善する

つまり、アクセスの流入経路を意識する必要があるのです。きちんと把握した上で、数値の解析を行うべきなのです。見込度の高いアクセスという意味ではリスティング広告に勝るものはありません。ホームページで成果があがらず改善が必要なら、リスティング広告を出稿して転換率を確認すると良いです。転換率が平均値より低ければ、まず転換率を改善する必要があります。

まとめ

・ホームページへのアクセスが少ないからといって、安易にアクセスを増やすだけの施策を行わない
・アクセス数だけであればリスティング広告で買うことができる
・大切なのはアクセス数ではなくアクセスから目標行動へのCVR(転換率)
・CVRを上げるための改善こそが、ホームページ公開後に必要なこと
・改善に必要なアクセスを集めるときに必要なのは、流入経路によってアクセスの質が異なるということ
・アクセスの見込度が高いリスティング広告で集めることで、より効率的なCVRの改善ができる

求人コンサルティング、ホームページ制作
神奈川県川崎市の株式会社ビーシーソリューション

この記事を書いた人

代表写真

馬場 宏

インターネットに情報が氾濫する時代。テクニックやノウハウを追い求める人が多いことを憂う。中央省庁勤務時代に磨いた本質思考を武器に、テクニックやノウハウの背後にある普遍的な考えに基づくコンサルティングとWeb制作を行うことを得意とする。お客様に寄り添いながら、しつもんを駆使して問題解決を行う手法に定評がある。

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