そんなバカな!検索順位はアップしたのに・・・

Web活用

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当社にご相談いただく内容に、「検索順位が上がったのにホームページから問い合わせが来ない。なんで?どうすればいいの?」というものがあります。

お金をかけてSEO業者に依頼して検索順位をアップさせた。毎日ブログを書いてアップすれば検索順位がアップすると言われて、頑張って時間をかけてブログを書いて順位をアップさせた。方法はそれぞれあるでしょうが、お金か時間のどちらかをかけて、せっかく検索順位を上げたのに、それが成果に繋がらない。そんなことになれば、それは怒髪冠を衝くほどの怒りを覚えるでしょう。

改善できるものなら、なんとかして改善したいですよね?では、どう改善していけば良いのか?

検索順位アップを成果に繋げるための改善方法

これは大きく2つあります。

1つは、「検索キーワードを見直す」ことです。
もう1つは、「成果に繋がるホームページに見直す」ことです。

具体的な見直し方法を書く前に。当ブログでしばしば書くキーワードですが、「何事も原因があって結果がある」ということから考える必要があります。つまり、検索結果の順位が上がったのに、それに伴って問合わせなどゴールに結びついてないのには、必ず理由があるのです。その理由を見つけ、理解することが改善をしていく上で大切になります。

検索順位アップが成果に結びつかない原因

改善方法と対比させて書きます。
1つは、「そもそも検索ボリュームが少ないキーワードで上位表示されている」。
もう1つは、「問合わせに繋がる内容のホームページになっていない」。
この2つです。

つまり、「アクセス数が少ない」「アクセスからの問合わせへの転換率が低い」という2点になります。

では、1つずつ見ていきましょう。

検索ボリュームを把握した上でのキーワード設定が必要

そもそも当たり前のことですが、「検索されることのないキーワードで検索結果が1位」になっても意味がありません。例えば、1ヶ月に10回しか検索されないキーワードで1位になったとします。これは、1ヵ月間に検索結果として10回は表示されることを意味します。気を付けて欲しいのは、「検索結果として表示されるだけ」ということです。

表示された上で、クリックされるかどうかはまた別の話です。検索結果の順位によって平均クリック率が変わってきますが、大体どのくらいというのは信頼できるソースから公式に発表されているデータはありません。ざっくり1位だったら60%がクリックするとしましょう。ということは、1ヶ月に6回あなたのホームページが閲覧されるということです。

さらに、ホームページを閲覧してくれた人全員が、問合わせや資料請求、商品サービスの購入といった行動をしてくれる訳ではありません。業種や何をしてもらうか、問合わせなのか、資料請求なのか、メールアドレスの登録なのか、無料相談なのか、セミナーの申込みなのか・・・などによっても%は変わってきます。ここでは、仮に問合わせをしてもらうのをゴールとして、ホームページを見た人の3%が問い合わせをしてくれるとしましょう。

ということは、アクセス6回の3%になるので・・・・・残念ながら、0名です。

逆算でいくと。3%で1名の問い合わせを獲得するには、34回のアクセスが必要。検索結果1位で60%がクリックしてくれるとして、34回のアクセスを得るには、57回検索結果の1位で表示される必要があります。

と、理論上の計算としてはこんな感じになります。例えば、キーワードのタイプで問合わせへの%が変わるとか、検索量が少なくてもロングテールSEOがどうのこうのとか・・・・そういうのは一旦どけておきます。ここで理解して欲しいのは、「検索ボリュームがそもそもないキーワードで上位表示しても、アクセス数も少なく、問合わせに繋がらない」ということです。

どんなキーワードで検索してもらったときに、あなたの会社のホームページが検索結果として表示されたいか?そのキーワードは、自己満足で決めるのではなく、検索ボリュームを把握した上で決めていきましょう。

転換率の高いホームページ作り

CVR(conversion rate)と呼ばれるもので、ホームページ制作会社はコンバージョンとか成約率という言葉を使ってしばしば説明します。

これは先ほどの事例でいうところの、ホームページにアクセスしてくれた人のうち、最終的に問合わせなどの行為をしてくれる人の割合をさします。先ほどの3%です。当然ですが、この転換率の%が高ければより多くの問い合わせが獲得できますし、低ければ問い合わせがなかなか来ません。

仮に転換率が0%だったら。アクセスが月に100万あっても、問合わせ件数は0です。

つまり、アクセスアップのための検索順位アップをしても、転換率が低ければ、問合わせといった目に見えた結果に結びつかないのです。でも、どうしてもアクセス数が気になる。寝ても覚めても、SEO、SEO、SEOみたいに。実際、アクセス数が増えていくのを見ると、確かに嬉しいですし、このまま増えて続けていけば、ホームページからの問合わせだけでリアルの営業部隊は必要なくなるのではないか?みたいな幻想を抱きたくなります。

ただ、現実に目を向けていただけば分かりますが、ホームページで大成功して、ホームページからの問合わせだけで売上が上がっている会社なんて、本当にたかだか知れた割合しかありません。見てもらうことと、その先のあなたの会社が見込客にとってもらいたい行動をしてもらうことは、別物なのです。そこをまず理解してください。アクセス数ばかりに目をやらないでください。

でも、さっきの事例から考えると、転換率(成約率)を高めるためには、そもそもアクセス数が少ないと評価でもできないのでは?と思ったあなた、鋭いです。そのとおりです。転換率(成約率)を改善するためには、ある程度のアクセスが必要です。そのために、リスティング広告(Googleやヤフーでのインターネット広告)を出したり、ブログ記事を書いたり。それはそれで必要です。検索順位さえ上位になれば、ホームページで成功できると考えるのではなく、転換率(成約率)を改善しながら進めていくことが大切です。

転換率をあげるためのホームページの作り方という話になると、この記事だけで伝えるのが難しいので、また別の機会にします。

そこには複数の要素があります。マーケティング、デザイン(配色、レイアウト・・・)、ライティング(分かりやすい文章、ターゲットに響くメッセージ・・・)、問合わせフォームの簡素化、ホームページの表示速度、、、等々。

まとめ

だいぶ長くなってきてしまったので、今回のまとめです。

・検索結果の順位が上位になったからと言って、それがイコール成果には繋がらない。
・ユーザーのどんな悩みを解消できるのか、どんな欲求を満たすことができるのか。そこからどんなキーワードで検索されたときに、自社のホームページが表示されたいのか。そのキーワードは検索ボリュームが期待できるのか。ちゃんと精査する。
・アクセス数アップのための検索結果の上位表示ばかりに目を向けない。転換率(成約率)が低いホームページにいくらアクセスを集めて成果に結びつかない。ホームページを通じた最終的な目的を再確認し、転換率(成約率)の改善を図っていく。
もし今、検索結果の順位は上位なのに、問合わせに繋がらない方は、参考にしてください。

求人コンサルティング、ホームページ制作
神奈川県川崎市の株式会社ビーシーソリューション

この記事を書いた人

代表写真

馬場 宏

インターネットに情報が氾濫する時代。テクニックやノウハウを追い求める人が多いことを憂う。中央省庁勤務時代に磨いた本質思考を武器に、テクニックやノウハウの背後にある普遍的な考えに基づくコンサルティングとWeb制作を行うことを得意とする。お客様に寄り添いながら、しつもんを駆使して問題解決を行う手法に定評がある。

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