SEOとコンテンツ文字数の関係は検索意図次第!その長文は順位アップに逆効果かも!?

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数年前は長文SEOという言葉が出てくるくらい、文字数が多いコンテンツを作るとSEOで評価されて検索順位がアップする時期がありました。そのため、次のような質問をよくされます。

・検索結果の上位に表示するには、SEO対策として2000文字以上のコンテンツが必要と聞いたけど本当?具体的に何文字以上がよくて、何文字以下がダメとかってあるんですか?
・ちゃんと自分がSEO対策したいキーワードで上位のサイトの文字数を調べて、それよりも文字数が多いコンテンツを作ったのに60位台とか70位台から全然検索順位がアップしない。どうしたらいいですか?
・コンテンツの文字数とSEOの関係はよくあるSEOの都市伝説的なやつですか?そんな単純なことで検索上位に表示されるとは思えないんですけど。

インターネット上にはSEOに関する無数の記事があるため、情報収集すればするほど、このような悩みや疑問をもってしまう人が出てくるのだと思います。

Googleの検索順位を決めるアルゴリズムは進化しつづけています。そのため、本質を考えずに小手先のテクニックやノウハウを使ったSEO対策をしても、効果が出なかったり、一時的な効果にとどまってしまうことになります。

今回のテーマであるコンテンツの文字数だって、ただ単に文字数が多ければ検索順位がアップするなんて、そんな簡単なものであるはずがありません。

ですが、文字数が多い長文のコンテンツが検索上位に表示されていることが多いのも事実です。では、本質からSEOとコンテンツ文字数の関係を解説していきます。

コンテンツ文字数に対するGoogleの見解

過去にGoogle社員のジョン・ミューラーがコンテンツの文字数に言及したことがあります。

発言の要旨は「文字の多い少ないや画像の量で評価するアルゴリズムは存在しない」「他より本当に優れていて、ユーザーの検索意図にかなったものかどうかで評価している」というものです。

ジョン・ミューラーの発言をもう少し具体的に言い換えてみると、
ユーザーが検索するのは、
・なにか困ったことがあるときにその問題を解決をしたくて検索する
・なにか分からないことがあるときにその答えを知りたい

といった意図・理由があるから。

検索エンジンの役割は、
解決方法や答えとしてマッチすると判断したコンテンツを検索結果一覧に表示する。検索順位は、他のコンテンツと比べて、よりユーザーの検索意図を満たすものを上位に表示するということです。

つまり、キーとなるのは検索意図です。検索意図が分からずにコンテンツを作っても、ユーザーが求めていない内容になってしまい、ユーザーを満足させることができません。

SEO対策で必要なのは検索意図から逆算して文字数を考えること

ユーザーが困っていること・知りたいことがなにか?によって、検索結果から得たい結果は変わります。つまり、検索意図は、検索するキーワードによって変わるのです。

ユーザーの検索意図を知り、検索意図を満たすコンテンツはなにか?を考えることがSEO対策では必要です。

検索意図によって、文字数が少ない方が良いこともあれば、文字数が多い方が良いこともあります。これは具体例で考えた方がイメージしやすいです。

~占いが好きで毎日占いの結果を見てから出勤したい会社員の場合~

検索意図は「占い結果、自分の今日の運勢を知りたい」です。そのため、占い結果がすぐに分かることを求めています。

占い方法の詳細が長々と書いてあって、その後に今日のおとめ座の運勢を書いても読んでもらえません。「占い方法の詳細が知りたい」という検索意図ではないからです。

~占いで1年間の事業の運勢を知り、事業の成長に役立てたい事業主の場合~

同じ占いでも検索意図は変わってきます。「占いの結果、今年1年の運勢を知りたい。」だけではない人が多いでしょう。「月ごとの運勢を知って、動くべき月と動かない方がいい月を知りたい」とか「運勢が悪い月はどんなことに注意した方がよいのか知りたい」とか、いろいろな付加的な検索意図があると想定できます。

このように検索意図を満たすコンテンツを作ろうとすると、結果的に文字数が多くなる場合に、SEOで評価される文字数の多いコンテンツになります。

SEO対策したいキーワードの検索意図と参考にできる文字数

「検索意図が分からないし、どうやって調べればいいか分からない」人や「検索意図を満たす文字数といっても漠然としすぎていて、なにか参考にできるものはないのか?」という悩む人もいるでしょう。

そういう人は、SEO対策したいキーワードで実際に検索してください。そして、1ページ目の上位10サイトをクリックして内容と文字数を確認してください。

検索結果の上位に表示されているということは、ユーザーの検索意図に合っているとSEOで評価されていることを意味しています。ということは、そのページの内容を読めば検索意図を知ることができますし、検索意図を満たす文字数もだいたい分かります。

ただ、10位以内でも文字数にバラつきがあります。ですので、文字数はあくまで参考程度に考えてください。

なお、文字数をカウントするにはインターネット上にさまざまなツールがあるので活用しましょう。私はこちらの無料ツールをよく利用します。http://www1.odn.ne.jp/megukuma/count.htm

なんで?文字数が少ないコンテンツが検索順位上位に!

ここまで読んで、ある疑問を感じている人がいるかもしれません。

それは、文字数がすごく少ないコンテンツなのに、検索順位が上位のページがあると。例えば、10位まででそのページ以外では、4000字~6000字は書いているのに、そのページだけは2000字くらいしかない、そんなケースです。

なぜこのようなことが起こるかは、厳密には分かりません。しかし、それでも軸となる考え方は変わりません。あくまで、検索意図を満たしたコンテンツであるということです。

もし、他より簡潔にまとめてコンテンツを作っていて、それでユーザが満足するなら、、、文字数が少ないことは問題ありませんよね。Googleだって杓子定規に1ページ目に入るには、このキーワードで検索したら5,000文字が基準ね!みたいな考え方はするはずがありません。実際、ポイントに絞って説明された方が理解しやすい人がいれば、具体例や補足をつけて懇切丁寧に説明された方が理解しやすい方もいます。そういうことです。

文字数が多いコンテンツでSEO対策をする場合の注意点

1ページ(記事)1テーマの原則でコンテンツを作る

これは当たり前のようで、意外とできていません。「SEO会社やブログコンサルなどに文字数を増やしてください」と言われたて文字数を増やそうとした結果、テーマから外れた内容を盛り込んでしまうケースがあります。

1つのページ(記事)は1つのテーマに絞った内容にします。これは大原則です。

テーマから逸れた内容は、ノイズ(もはや見込み客にとって騒音みたいなもの)になります。テーマからそれるということは、検索意図からそれることです。検索意図と関係のないコンテンツはノイズとなり、SEOの評価は下がります。

あなたが検索したときに、「そんな話はいいから、早く本題の内容が知りたい!」と思うページや記事を見たことはありませんか?繰り返しますが、SEOの本質はユーザーの検索意図を満たすこと。検索意図にない内容を書いて読んで欲しいと思うのは、完全に書き手のエゴです。

専門性がありオリジナリティーあるコンテンツを作る

ジョン・ミューラーが言うところの「他より本当に優れていて」に関する部分です。

ユーザーは、検索意図を満たすページに専門性を求めます。専門性があるものとないもだったら、当然ですが、専門性がある方が信用できるため戻るボタンを押して他のページを見に行かれてしまいます。

しかし専門性について、本当にオリジナルのノウハウがある会社はごくわずかしかありません。そうすると、似たようなコンテンツのページばかりできてしまうのではないか?と思う人がいるでしょう。

その1つの解決策は、「検索ユーザー(あなたの見込み客)にとって」という部分にあります。

あくまで、あなたの見込み客にとって専門性があり、オリジナリティーがあればいいのです。見込み客によって悩みも違えば、持っている専門知識も違います。そのため、検索意図が同じでも、なにをどう伝えるか、使う言葉や表現、事例が変わります。

あなたの見込み客に向けてコンテンツを作れば、自然と専門性があってオリジナリティーのある、SEOで評価されるコンテンツになります。もし、あなたが見込み客を定義しないで、万人向けの内容を書いているなら要注意です。SEO対策ではなく、急いで見込み客を定義することからはじめましょう!

検索意図から文字数が多くなるコンテンツでも文字数が少ない方が良い

文字数を増やすのは簡単ですが、文字数を減らすのは難しいです。

検索ユーザーにとって、分かりやすく読みやすいコンテンツを作るには、思い切って不要な部分を削除する必要があります。

SEOを意識しすぎると文字数が気になり、どこか冗長になってしまうものです。読み手の立場になって見直してみると、意外と不要な、削除しても問題ない部分があるものです。

・何度も繰り返し同じことを書いていたり・・・
・回りくどい表現で書いてムダに長文になっていたり・・・
・最初はあった方が分かりやすいと思った内容が見直してみるとそもそも不要だったり・・・

SEOとは関係なく、忙しい中、時間をさいてあなたのコンテンツを読んでもらうことを忘れてはいけません。同じ内容ならより読みやすく分かりやすい方が、検索ユーザーにとって価値があります。

検索意図を満たすために、「あった方が良い」のか「なければならない」内容なのか、文章を精査しましょう。

「あった方が良い」内容は思い切って削除する。「なければならない」内容を、より読みやすく分かりやすく伝える工夫が大事です。

文字数を増やすことより、少しでも文字数を減らしてもっと分かりやすく伝えられないか?と見直すことが、筋肉質な価値あるコンテンツを作る土台になります。

質の良い文字数が多いコンテンツで見込めるSEO効果

検索意図を満たす、SEOで評価される文字数が多いコンテンツを作ると、検索順位やアクセスアップにつながります。これにはいくつか理由があります。

コンテンツの文字数が多いとより多くのキーワードで検索ヒットする

「文字数が多い=検索される可能性があるキーワードが多い」という等式が成り立ちます。

文字数が多いと、コンテンツ内にキーワード候補の単語が増えるため、検索でヒットする可能性が高まります。また、見込み客はコンテンツを制作した側が想定しないキーワードで検索することがあります。キーワード候補の単語に想定しない単語が含まれている可能性は、文字数が少ないコンテンツよりも高くなります。

想定しないキーワードで検索ヒットしたかは、Google Search Consoleで確認できます。

コンテンツの文字数が多いと複合キーワードで検索ヒットする

キーワード候補が多くなると、キーワードの組み合わせが指数関数的に増えます。

あなたもそうだと思いますが、検索するときは単語を組み合わせることが多いはずです。例えば、日帰りで温泉に行きたいなら、「温泉」だけで検索しないはずです。エリアが決まっていれば、「熱海 温泉 日帰り」のように、エリアは決まっていないけど個室露天風呂があるのがいいなら、「温泉 個室露天風呂 日帰り」のように。

文中にキーワード候補の単語が多ければ、組み合わせが爆発的に増えます。その結果、さまざまなキーワードの組み合わせで検索される可能性がでてきます。

これはロングテールSEOといわれる考え方です。1つ1つの検索数は少ないけれども、検索順位の上位に表示することで、アクセス数を積み上げていくという考え方で、特に、中小規模の企業や個人事業主のWEBサイトでは効果的なSEO施策となります。

コンテンツの文字数が多いと共起語を含みやすい

SEOを意識しすぎて、SEO対策したいキーワードを大量に詰め込んでしまう人がいます。冷静になって読み手の立場で読んでみるとわかりますが、キーワードを詰め込んだ文章は不自然になるため読みにくいです。

自然に文章を書くと検索キーワード以外に、そのテーマ、キーワードに関連する言葉(=共起語)が含まれます。

どうしてもキーワードを意識しすぎる人は、共起語を調べて、キーワードだけでなく共起語を盛り込むようにすると良いです。そのことでSEOでマイナスの評価をされている部分が解消される可能性があります。

共起語を調べるツールは、インターネット上にたくさんあります。私がよく使うのはこちらです。https://contentsearch.jp/cooccur-terms.php

例えば、病院のWEBサイトで手術のページを作るとします。病名と手術以外の単語で共起語があると、共起語から検索エンジンが検索キーワードやテーマを想定できます。その結果、本来SEO対策したい検索キーワードを強化できます

手術の共起語は、「治療、日帰り、入院、外科、痛み、費用、体験、方法」といった名詞や「繰り返す、受ける、治る、悩む」などの動詞などがあります。

まとめ

・「文字数が多い=検索順位上位を獲得できる」ではない
・検索意図を満たすコンテンツを提供することがSEOの本質
・検索意図によって必要な文字数は変わる
・競合サイトから検索意図と文字数を把握することができるが、文字数はあくまで参考として使用する
・1ページ1テーマから逸脱したノイズコンテンツはSEOでマイナス効果
・見込み客に読みやすく分かりやすいコンテンツにするには、思い切って不要な部分は削除して文字数を減らす推敲が必要
・文字数が多いと、それだけ共起語多くなってメインキーワードが強化されたり、検索でヒットするなどメリットがある
・キーワードの組み合わせも多くなり、ロングテールSEOの効果を発揮しやすい

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